シミ肌には、まず正しいクレンジング&洗顔を!

シミ肌にとって大敵なのは、「活性酸素」です。きちんとしたクレンジングや洗顔を怠ると、肌にメイクや汚れが残りその汚れは酸化し、「活性酸素」が大量に発生するのです。そこで今回は、正しいクレンジング+洗顔にスポットを当ててみたいと思います。

また、日焼け止めやメイクによって負担のかかった肌を一度クリアな状態にしてあげなければ、肌には余計な汚れが残り、いくら良い化粧水やクリームを使っても吸収を妨げ本来の力を発揮することはできません。正しいクレンジング+洗顔は、シミ肌に限らず、美肌を目指す全ての人に大切なスキンケアの一つなのです。

(ここで言うクレンジングとは、ファンデーションや口紅などのメイクを落とすためのメイククレンジングのこと。
ここで言う洗顔とは、石鹸などの洗顔料を使用し、素肌を洗いあげることです。)

正しいクレンジングとは?


皆さんはどんなクレンジング剤を使っていますか?手軽なシートタイプ・しっかり落とせるオイルやリキッドタイプ・使い心地の優しいミルクやクリームタイプなどなど…。色々なクレンジング剤が販売されています。

基本的にクレンジング剤は自分のメイクの量や質によって選ぶのがいいでしょう。強めの日焼け止めやリキッドファンデーション、など、しっかりメイクをされている方には、オイルクレンジングなど油分をしっかりと落とせるタイプがおススメです。一方、ナチュラルで薄付きのメイクの方は、ミルクやクリーム系の比較的お肌に優しいクレンジング剤が使いやすいかもしれません。また、ポイントメイクだけを先に落とす必要がある時はシートタイプが便利ですが、毎日顔全体に使うには少し刺激が強く感じます。

このようにクレンジング剤はご自分の肌質や、使いやすさなども考慮して選ぶ必要がありますが、なにより大切なのは、洗い残しなくクレンジングすることです。そのためのポイントとまとめてみました。肌が乾いた状態で使用するなど多少クレンジング剤によっての違いもありますが、下記のポイントはクレンジングの基本的な流れだとご理解頂ければ幸いです。

ポイント1. クレンジング剤をメイクとなじませる。

クレンジング剤を顔全体に優しくまんべんなく広げメイクとなじませます。この時、強くごしごしとこするようになじませてはいけません!あくまでも優しくなでるようになじませてください。また、クレンジング剤の量が少なすぎると、余計な摩擦の原因にもなりますので、適量を心がけましょう。

ポイント2. クレンジング剤を乳化させる

乳化とは、クレンジング剤(特にオイルなど)に水を少量加えることでオイルと水が混ざり、白濁する現象を言います。これは、汚れを浮かせたクレンジング剤を洗い流しやすくするために大切な作業です。一度にジャブジャブと流すのではなく、手のひらだけを先に洗い流し、その濡れた手で再度顔をなでるイメージです。ぬるぬるしていた感触が、スルスルとした感触に変わるのが分かると思います。

ポイント3. クレンジング剤をしっかりと流す

全体に乳化が終わったら、しっかりと洗い流していきます。しっかりと言ってもごしごし洗うのではありませんよ!たっぷりのぬるま湯でクレンジング剤のスルスル感がなくなるまできちんと流しましょう。きちんと乳化されていれば、流す回数はそれほど多くないはずです。

また、クレンジングや洗顔時のお湯の温度は、体温を超える熱い温度は避けるべきと言われています。一方、冷水は油分を落とすのには不向きなので、人肌程度を意識するとちょうどいい湯加減かもしれません。

正しい洗顔とは?


クレンジングが済んだら次は洗顔です。洗顔は皮脂やほこりなどの汚れや、落としきれなかったメイクやクレンジング料を落とすために必要です。クレンジング剤+洗顔料で洗うことを「ダブル洗顔」と言います。中にはダブル洗顔不要をうたったクレンジング剤などもあるため、使用しているものによって違いはありますが、今回は一般的なダブル洗顔を基準に、クレンジング後の洗顔のやり方をご紹介していきます。

ポイント1 洗顔料をよく泡立てる

洗顔料はしっかりと泡立ててから使用しましょう。できるだけ手ではなく、泡立てるためのネットなどを使うと、キメが細かく弾力のあるフワフワモコモコした泡がたっぷりと作れますよ。

ポイント2 泡で優しく洗う

出来上がったたっぷりの泡で優しく洗っていきます。この時、顔と手の間の泡をつぶさないくらいの力で優しく洗いましょう。クレンジング同様摩擦は禁物です。クレンジング剤が残りやすい、顎下やこめかみ、生え際なども注意して泡を広げ、優しくなでるようになじませます。

ポイント3 しっかりと流す

洗い終わったら、人肌程度の水でしっかりと流します。この時、安心してごしごしこすらないでくださいね!フワフワ泡で洗っていれば、それほどこすらなくても水をかけただけで、きちんと流れていきます。生え際などに泡が残らないよう気を付けましょう。

タオルで拭く。実はここが肝心!!


クレンジング+洗顔が終わったら水分をとるためにタオルで拭きますよね。でも、実はここが肝心です!顔についた水分は、ごしごし拭き取るのではなく、タオルを押し当てるような感覚で、水分を吸収させてください。ここでごしごしと拭いてしまっては、タオルの繊維による摩擦で、シミやくすみだけでなく、シワの原因にもなり、ここまでの努力が台無しです。

水分も油分もサラな状態になっている肌は、この後の化粧水や乳液をつけるまでとてもデリケートな状態…そのため、このタオルで水分をとる作業はとても気を付けていただきたいポイントの一つなのです。

とは言え、拭かずに自然乾燥などという発想はやめてくださいね(笑)少しでも早くきちんと水分をとって、化粧水や乳液による保湿スキンケアをしてあげることが重要です。

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いかがでしたか?毎日何気なくやっているクレンジング+洗顔ですが、きちんとした手順をおさらいできましたか?ポイントを押さえて、一日頑張った肌をいたわる優しい気持ちで続けることで、肌はしっかりと応えてくれるはずです。一緒に頑張りましょう!

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