注意!肌が汚い「汚肌女子」が陥りがちな習慣&ケア方法。

こんにちは。先日友人から肌ケアの相談をされました。私がこのようなサイトを作っていることを知り相談してくれましたが、本人は「レーザー治療は最後の砦、もう少し高い化粧品に変えるのもやぶさかではないから、なにか有効な化粧品やケア方法知らない?」とのこと。

彼女は中学生の頃もニキビ肌で悩んでいて、大人になってもしばしば出没する大人ニキビ(吹き出物)や、オイリー肌、毛穴の開き、さらにゴワゴワした肌質にも悩んでいて、自分の汚肌にコンプレックスをもっていました。

しかし、彼女の食生活や好物、生活習慣、肌ケアの方法を聞くと改善の余地が多いことにびっくり。このサイトを作り始めて、様々なお肌の悩みを持った人のブログや情報を見聞きしている私からすると・・・

友人だからあえて「ちょっと!そこと、そことそこを改善してから悩もうよ!」さらに、高い化粧品に変える前にできることいっぱいある!という話をすると、「確かに高級化粧品に頼る前にやることやらないと、意味ないよね。」という結論でした(苦笑)

しかし、実はこんな風に漠然と自分の汚肌にコンプレックスを抱いている人少なくないんじゃ?と思ったのです。また、程度の差はあれど汚肌に悩む人に共通する習慣や、間違ったケア方法があることもわかりました。

今こそ、もう一度基本の肌ケアを振り返り、見つめなおしてみませんか?

汚肌のタイプも色々


肌が汚いと一口に言っても、その症状はひとそれぞれです。主な汚肌症状にこのようなものがあげられるでしょう。

・乾燥でガサガサしている
・オイリー肌でテカテカ・ギトギト
・弾力がなく固くてゴワゴワしている
・ニキビや吹き出物ができる
・ニキビ痕のクレーターでぼこぼこしている
・赤や紫のニキビ痕がある
・毛穴が開き、角栓が詰まりやすい

これらはの症状は一つではなく、複合的に現れることで悩みを増幅させているケースは少なくありません。

汚肌の原因

肌が汚いと嘆く前に、まずは自分の生活を振り返ってみましょう。

メイクの落とし忘れはご法度です!


疲れて帰ってきて…。飲み会帰りでつい…。なんて理由でついついメイクを落とさずに寝てしまっていませんか?私にも身に覚えがありますが、この行為は美肌を目指す人にとって、メイクを落とさないということは肌の自殺行為と言っても過言ではありません!

メイクは肌をきれいに見せてくれますが、肌の負担になっていることもお忘れなく。さらに、1日経ったメイクは肌の上で皮脂と混ざり合い酸化し、肌の老化を進める原因になるのです。メイクをしたまま寝てしまった翌日の肌…くすみが増していることにお気づきですか?

保湿ケアは十分?


基礎化粧品とは人によって、化粧水だけの人、化粧水+乳液の人、さらに美容液までという人それぞれだと思いますが、ここではそれら全て含め「保湿ケア」ということにします。

これらの保湿ケア、きちんと毎日しているのとサボってしまうのとではやはり違いが出てきます。乾燥肌の原因だけでなく、実はオイリー肌にも深く影響しているのがこの保湿なのです。

また、使う順番も大切。化粧水だけで十分と感じている人は問題ありませんが、基礎化粧品をラインで使っている人や、色んなメーカーの物を使っている人は注意が必要です。

【正しい順番】化粧水 → 美容液 → 乳液 → クリーム

せっかくのいいスキンケア商品も、順番が変わると効果が半減してしまうことも…。この順番に気を付けて使ってくださいね。

ニキビや吹き出物の処置は正しい?

昔できたニキビ、もう痕になっている…既にできてしまったニキビ痕には別のアプローチが必要ですが、その痕に残ってしまった原因は何だったか…。ニキビへの対処方法は症状や進行具合によって違います。皮膚科へ行って薬を処方してもらわないといけない場合ももちろんあります。

しかし、絶対的に言えるのが、「むやみに触ってつぶしてはいけない!」ということです。手や爪には見えない細菌が多く、傷口から細菌感染し悪化してしまったり、刺激によって色素沈着をおこしてしまったり…。良いことなしです。

紫外線対策は万全?

美肌の必須条件と言っても過言ではないのがこの「紫外線対策」です。紫外線は日焼けの赤み黒ずみだけでなく、蓄積によって肌の老化を促進させシワやシミも含めた肌のダメージとなってしまいます。

さらに、夏だけでなく1年中ケアが必要です。夏はしっかりとした日焼け止めを塗っている人でも、秋~冬にかけてはさほど気にしていないといった人がまだまだ多いのが現状です。

食生活は大丈夫?


甘いものが好き、脂っぽいもの、味の濃い料理が大好物という方は要注意です。食生活は肌だけではなく体型や体調をも左右する健康の基本中の基本です。

不規則な生活や偏った好物や野菜不足などは改善することが難しい方もいらっしゃるでしょう。しかし、肌に必要な栄養素が足りなくなると、肌荒れやターンオーバーの乱れにもつながってしまいます。

睡眠不足は美肌の強敵!

仕事の忙しさやイベントが立て込むこの時期はついつい睡眠時間を削りがちです。睡眠不足は普段の生活のパフォーマンスを落とすだけでなく、肌にも大きな影響を与えます。

肌は寝ている間にターンオーバーを進めます。そのため睡眠不足になるとターンオーバーがうまくいかず、不要な角質が残りくすみなど疲れ肌の原因に…。睡眠不足が慢性化すると、気付かないうちにお肌がボロボロということも考えられます。

自分の肌に合わない化粧品使っていない?

毎日使っているスキンケア用品やメイク用品、ちゃんと肌に合っていますか?可もなく不可もなくといった物はよくあることですが、「まだ残っているから」「高い化粧水だったから」など、本当は肌に合っていないの物をついつい使い続けていませんか?

また、お使いの化粧品の使用期限を確認したことはありますか?化粧品は製造から3年以内に変質することがあるものに使用期限が定められています。もちろん未開封で保管場所も一定の条件の下で管理した場合の期限です。

そのため、使用期限に2年後の日付が記載されていたとしても、開封後は種類によって1ヵ月~半年程度では使い切ることが大切です。化粧品は開封した瞬間から酸化が始まっています、期限を過ぎた化粧品は見た目に変化が無くても変質していたり雑菌が増殖していることもあるのです。

まずは自分でできる改善策を知ろう!


上記にあげた汚肌の原因で当てはまるものはありませんでしたか?一つも当てはまらないのに肌荒れやニキビを繰り返したり改善しない場合は、別の原因があるかもしれません。もしかすると医療機関での薬などが必要な場合もありますので、ためらわず皮膚科へ相談に行くことをオススメします。

上記の原因で心当たりのある方は、まず自分でできる改善策を試してみることから始めましょう!高いお金をかけてケアをするのはその後でも遅くはありません。

改善策1.クレンジングをしっかりと


メイクを落とさないで寝るというのはもちろんご法度ですが、正しいクレンジング方法で洗うことも大切です。洗浄力の強いクレンジング剤でメイクは落ちても、そのクレンジング剤が肌に残ってしまっていては本末転倒です。

また、顔は体と違い一日中外気に触れています。そのため、汗や皮脂だけでなくホコリや細菌・ウイルスなど、たくさんの不要物に晒され汚れています。洗顔の基本はそのような汚れを落として、その後使用する化粧水などを浸透しやすい状態にするという役割があるのです。

詳しくは、以前書いた、「シミ肌には、まず正しいクレンジング&洗顔を!」こちらの記事もご参照くださいね。

改善策2.基礎化粧品は毎日きちんと


クレンジングで、まっさらになった肌はそのままにすると必要な潤いまで奪われ、ダメージを受けやすい肌となってしまいます。クレンジングの後は速やかに化粧水や乳液といったスキンケア用品で潤いを与えることが重要です。

実は、この潤い不足によりオイリー肌が進行・悪化してしまっている方が多いのです。肌は必要な水分が足りないと、今ある水分を逃さないようたくさんの皮脂を出してしまいます。普通、肌が脂っこいと感じるとあぶら取り紙で拭いたり、さっぱり系の洗顔料を使い脂を取り除く方法ばかりに目が向きがちです。

しかし、そんな時こそ保湿が十分かどうか振り返る必要があるのです。私が化粧水選びで意識していることは、たくさん使うのがもったいないくらい高額な化粧水ではなく、ジャブジャブ使ってもいいと思えるくらいのお手頃な化粧水を選ぶことです。

高くて良い化粧水でもたっぷり使えないと、浸み込ませることに躍起になって肌をこすってしまったりしては逆効果だと思うからです。自分の肌にさっぱり系の化粧水としっとり系の化粧水のどちらがいいのかも含めて、見直してみるのもいいかもしれません。

改善策3.正しいニキビの対処法


そもそもニキビができないように注意することが大切ですが、ここではできてしまったニキビに対して正しい処置で悪化させない・痕を残さない対処法をご紹介します。

まず、むやみに手や爪で触って潰して膿を絞り出すなどの行為はNGです。本来は、食生活や運動・睡眠時間などを見直してじっくりと直していくことが理想的ですし、ニキビの状態によっては皮膚科を受診することが大切です。しかし、急に出現したどうしても気になるニキビの炎症を早く収めたい場合には応急処置として、以下の方法で炎症を早く押さえることができます。

・きちんと洗顔をして、肌を清潔にする。
・清潔な器具(面皰圧出器・コメドプッシャー)などで膿と芯を優しく出し消毒する。(爪でやるのはNG!)
・ビタミンCパウダーなどを塗る
・消炎作用のある化粧水を使う(保湿しっかり)
・野菜を多めに摂る(マルチビタミン剤などで補う)
・睡眠を十分にとる

ニキビは肌の疾患ですので、一日で劇的に改善することは難しいのが現状です。また、上記の方法もニキビの状態を見極め、細心の注意を払わないと逆効果になる場合もあります。できる事なら皮膚科への受診や、レーザーなどでのニキビ治療を受けることが理想ですが、まずはニキビができてしまった肌を清潔に保つことは絶対条件と言えそうです。

改善策4.紫外線対策は怠らず!


紫外線は全ての肌の悩みに共通して天敵です。しみ、しわ、ニキビ、たるみ、くすみ…etc。そして、この紫外線対策に関しては「こまめに日焼け止めをぬりましょう」というのが、最も効果的な対策であることは間違いありません。

しかし、普段メイクをしない男性や肌の弱い方で日焼け止めを塗ることをためらう方もいらっしゃいますよね?自分に合った日焼け止めを探すことも大事ですが、最近では「飲む日焼け止め」として人気の日焼け止めサプリも誕生しているんです!もし、肌に何か塗るのが苦手な方は、ぜひ試してみる価値があると思います。

改善策5.基本的な生活改善


食生活と良質な睡眠は、汚肌の改善には欠かせません。いくら紫外線対策や保湿対策をしても毎日脂の多いジャンクフードやお菓子などばかり食べていては、意味がありません。外からの対策ももちろん大切ですが、本来の肌の力を蘇らせ強くするためにはやはり体の中のコンディションを整える必要があるのです。

騙されたと思って、試しに1週間野菜中心の生活、8時間睡眠の生活をしてみてください。不規則な生活をしていた人ほど、その変化は確実に現れると思います。胃腸の働きや腸内フローラが整い、お通じや体臭・口臭などの変化と共に、肌にも変化が現れると思います。

一人暮らしや仕事の付き合いで外食が多めの方は、サプリメントなどを活用することで、ビタミン不足や食物繊維・乳酸菌の不足を補ってあげるのも有効な改善手段と言えるでしょう。

改善策5.化粧品や道具を見直そう!


今使っている化粧品が自分の肌の悩みにあっているか、もちろん使用期限の見直しも必要です。自分の悩みに合わせた化粧品を使うことで、より効果的に美肌を目指すこともできます。

例えば、肌のくすみが気になる人は、トラネキサム酸やビタミンC誘導体​などが含まれる化粧水や美容液など。乾燥肌が気になる人は、セラミドなど保湿成分が含まれるものなどなど。

また、見落としがちなのがメイク道具です。ファンデーションのスポンジはこまめに洗っていますか?何日も何週間も同じ状態で使用していると、スポンジやパフやブラシには雑菌が繁殖しカビなどの原因にもなります。そんな不衛生な道具を肌に当てていると思うとちょっとゾッとしますよね。

スポンジは週に1回程度、パウダーブラシも1ヵ月に1度は正しい方法で洗って清潔な物を使うことが大切です。使用する洗剤は、専用のクリーナーなどもありますが、なければ体を洗っている石鹸などでも大丈夫ですよ。

まとめ

いかがでしたか?長年自分の汚肌に悩んでいる方、最近悩みが増えた方…きちんと振り返るとまだまだ自分でできる対策がありそうですよね?この他にもストレスによる肌荒れなど、肌荒れの原因は様々。一度にすべてを改善していくのは難しいかもしれませんが、まずはできるところ、思い当たるところからスタートしてみましょう!

私も、最近ちょっとゴワゴワしてきたお肌はイベント続きだった食生活と睡眠不足が原因かも…(涙)まずはここから改善したいと思います!

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