イボの治療は液体窒素よりレーザー治療がおすすめ!

前回、ほくろの除去に関しての記事を書きましたが、今回はほくろ同様に大きさや場所によっては悩みの深いイボの除去に関するご紹介です。実は、私の足裏にできたほくろ(詳しくは前回の記事:ほくろの除去には炭酸ガス(CO2)レーザーが最適!)に関して病院へ行った数日後、突然、夫の腕にイボが現れたんです。正確に言うと、突然ではなく、しばらく前からあったと思うとの本人の証言なのですが、気がついたら結構大きくなっている!と言うのです。

そこで、本人は市販のイボやウオノメなどをとるテープの薬を使って除去を試みていましたが、全然効果がないので、結局皮膚科へ…。その結果、夫がやっていた自己流のケアは逆効果だったことが判明!

すぐに適切な処置を受けて、現在は事なきを得ました。この経験を踏まえ、ほくろに続いてイボに関する情報も調べてみる事にしました。

イボの原因は?


イボには大きく分けて「老人性イボ」「ウイルス性イボ」の2種類があります。それぞれの原因をご紹介します。

老人性イボ

紫外線や加齢による角質の変化でできてしまうイボが老人性のイボです。イボが紫外線が原因でできるという事実に私は少し驚きました。正式には、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)というそうです。これらのイボは良性で、特に悪さをすることはありません。しかし、顔や首、など目につところにできやすいこともあり、見つけてしまうと気になる方も多いのではないでしょうか。

ウイルス性イボ

こちらはその名の通り、ウイルス感染によりできるイボです。ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスが原因で、傷口などから入って感染する場合や、抵抗力が落ちた時に自身の体内に存在するこのウイルスによって発症することもあると言われます。指やかかとなどの角質の厚いところにできやすく、周囲に移って増えてしまうこともあります。私の夫のイボも、このウイルスが原因でできたものでした。

イボの対策・除去


見つけてしまうと、ほおっておくわけにもいかないのがイボ。移ったりドンドン増殖するウイルス性のイボはもちろんですが、良性の老人性のイボも、見た目の問題から一刻も早く取りたいと思う人は多いと思います。
しかし、この二種類のイボを見誤って除去や対策を行うと、期待したものと違う悲惨な結果が待ち受けている可能性もあるので、特に注意が必要です。

まず、良性のイボ(タコ・ウオノメなど)の場合、市販薬でも除去できる塗り薬などがあります。これは、クリームでイボの角質を柔らかくして除去するものですが、ウイルス性のイボに使っても効果がないものや、逆に増殖させてしまう場合もあるようなので成分をきちんと確認したり、薬剤師のいる薬局などで聞いてみる必要がありそうです。また、良性のイボではあるものの、老人性疣贅などにもあまり効果がないとも言われています。

ウイルス性のイボの除去に効果があると言われているものは、市販薬ではヨクイニン(ハトムギエキス)を含んだ内服薬がありますが、口コミや体験談などを見てみると、かなり時間がかかることもあるため、他の治療と併用して使用していることが多い印象でした。

手軽に自宅で始められる対策としては上記の市販薬を使ったものが多く紹介されていますが、効果については確実性はなく、またウイルス性のイボは早く処置をしないと他の場所にも移って増殖していくという厄介なイボなのです。

そこで、ウイルス性のイボを根治する対処法として、多く用いられるのが、「液体窒素」や「炭酸ガスレーザー」による治療方法です。

液体窒素による治療は、ほとんどの皮膚科で受けることができる他、保険適用が可能な治療です。-196℃の液体窒素を吹き付ける、または綿棒などに含ませたものを押し当てるなどして急激に患部を冷し低温やけどさせる仕組みで、イボの組織を壊死させ下にある正常な皮膚の再生を促す治療法です。

個人差はあれど痛みを伴い、さらにイボの大きさや深さによっては、何度か通院して複数回治療を受けなくてはいけません。ウイルス性のイボはその大きさや根の深さによって、液体窒素による治療を何度か通っても、完治までに何年もかかったという方もいるようです。また、痛みを伴うため、痛みに弱い方は、何度も通院するのが億劫になってしまうこともありそうです。

一方、炭酸ガスレーザーによる除去は、多くが保険適用外のため、費用的には液体窒素による治療よりも高額になると考えていいでしょう。しかし、個人的にはイボの治療は炭酸ガスレーザーによる治療をオススメします。その理由について詳しくご説明いたします。

炭酸ガスレーザーとは

炭酸ガスレーザーは、10,600nmの波長を持つレーザー光を発生し、水分の多い組織を色味に関係なく加熱し、蒸散させたり炭化させたりして患部を徐々に削ったり、くりぬくような感じでほくろやイボを除去します。組織周辺の血液は瞬間に凝固するので、ほぼ出血することなく取り除くことができ、傷跡を残しにくいと言われます。

炭酸ガスレーザーでの治療はほとんどのクリニックで局所麻酔をしてくれます。麻酔時のチクッとした痛みはありますが、ほとんどの大人のかたは耐えられる痛みでしょう。痛がりな私も、これは我慢ができそうです。そのため、実際の治療時はほとんど無痛で受けられます。

イボの治療に炭酸ガスレーザーをオススメする理由


保険適用されない治療ではありますが、総合的に見て炭酸ガスレーザーをオススメする理由はこちら。

痛みがない

液体窒素による治療を受けた人の体験談を読むと、皆さん「痛かった」との感想がありました。もちろん、痛みの感じ方は人それぞれですし、イボの大きさや深さによっても当てている時間によって我慢できる長さなどは変わってくるでしょう。

しかし、痛がりな私は、正直この一点でも麻酔をしてもらえる炭酸ガスレーザーによる治療を選びたいところです。実は、私の夫は普通の皮膚科で液体窒素による治療を受けてきたのですが、「普通に痛かった」との感想。結構痛みには強い方で、しかもイボができた場所は腕です。これが、顔だったら…と考えると、やはり痛みが伴う治療はできるだけ避けたいところです。

傷が残らない

レーザー治療は跡が残りにくいこともメリットです。顔や首など目立つところの治療では重要なポイントです。せっかくイボが取れても、跡がのこってしまっては、喜びは半減ですよね。液体窒素治療は、時に色素沈着がおこり、治療痕がシミのようになってしまうことがあるそうです。

もちろん、レーザー治療後も跡をのこさないための適切なケアは必要ですが、美容皮膚科やクリニックで受けるレーザー治療はそもそも美容を目的としているため、治療後のアドバイスや処置は、一般的な皮膚科での治療よりも期待値も効果も高いと言っていいでしょう。

治療期間が短い

大きさや、深さにもよりますが炭酸ガスレーザーでの治療は多くの場合1回で完了します。一方液体窒素による治療は複数回の治療を必要としています。その理由の一つが、痛みによる患者への負担を軽減するためとも言われています。

一度の治療で、患部へ液体窒素を長時間当てて治療回数を減らすことも可能なようですが、かなりの痛みを我慢する覚悟と気合が必要なようです。液体窒素を当てる時間は医師の加減次第ではありますが、徐々にイボを焼いて少しでも痛い時間を短くという、医師の配慮も複数回治療の理由の一つのようです。

しかし、ウイルス性のイボは時間がたつと増殖や転移、また再発などの恐れもあり、実際、1つだったイボが治療中に他の場所へも転移し、全部のイボを完全に治療するまでに1年以上かかったという人もいました。もちろん炭酸ガスレーザーでの治療でも、必ず再発がないというわけではありません。しかし、気になるイボを何度も通院して治療するより、少々値段がかかっても一刻も早く消し去ってしまいたいというのが本音ではないでしょうか。

炭酸ガスレーザーを受ける際の注意点


保険適用外のレーザー治療は、液体窒素による治療に比べ高額と言っていいでしょう。また、クリニックによって金額の設定にも違いがあるのが事実です。そのため大きさや数によっては、想像以上に高額になってしまうことがあります。できてしまった場所や大きさによって、現実的にどちらの治療を受けるべきかを検討する必要があるかもしれません。

また、再発に関しての保証などがあるクリニックもあるようです。複数のクリニックでカウンセリングを受け、安心・納得できる治療計画を提示してくれる医師のもとで治療を受けることをオススメします。

イボの治療で最も重要なことは、見つけたら早めにクリニックを受診することです。まずは、ウイルス性のイボかそうでないのかの診断、またウイルス性のイボだった場合は、増殖してしまうと、金銭的な面からも治療の選択肢が狭められることにつながります。早めの診察で傷跡の残りにくいレーザー治療を選択肢に入れて考えられると安心ですよね。

イボを予防・再発させないために


ウイルス性のイボは、皮膚の小さな傷やささくれなどから入って感染します。そのため、ウイルス性のイボを予防するためには、肌を清潔に、健康に保つ必要があります。傷口などは適切に処置をするだけでなく、普段から保湿クリームなどで乾燥を防ぎ余分な刺激から肌を守ってあげることが重要です。

さらに、内側からのケアも欠かせません。ビタミンAが不足するとイボができやすくなると言われています。ビタミンAは、豚肉やレバー、卵黄など動物性食品に多く含まれています。野菜では人参に多く含まれます。毎日の食事のなかでバランスよく摂取できるといいですね。

気になるイボのレーザー治療、シロノクリニックは安心の実績

私のおススメする「シロノクリニック」は15万以上の症例実績を誇り、レーザー機器・光治療機などの保有台数も135台以上(これは世界屈指の保有台数とのこと)を完備し、世界最大規模のレーザー治療専門クリニックです。

さらに、イボ治療に関しては、1個(5ミリまで):5,000円と、比較的リーズナブルな印象です。シロノクリニックは、ただイボを取るだけでなく、治療の痕が残らないよう細心の技術と方法での除去を考えてくれます。上記で炭酸ガスレーザーをオススメしましたが、大きさや色などの違いをしっかりと判断し、適切なレーザーを使い分けてくれるのも特徴です。

症例実績の多さから、シミをはじめ、イボやほくろなども肌の状態を適切に診断し、最適な治療機を使い分けることができる高度な技術にも定評があります。今なら、WEBからの申し込み限定で、初回無料カウンセリングが受けられますよ!

おわりに

ウイルス性のイボはもちろんの事、首などにできる老人性のイボも、女性にとっては大きな悩みにつながりますよね。気になるイボは悩むことなくまず医療機関を受診してみましょう!

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