美肌のために食べたい食材「トマト」に注目！

shimi

2 8月 2017

こんにちは。今日は夏野菜の代表「トマト」に関する耳寄りな情報をご紹介します！トマトの美肌効果について研究や発表がされ始めてから久しいですが、実際のところ皆さん美肌のためにトマトをきちんと摂取していますか？

私はトマトが大好きなので普段から結構食べるほうだとは思うのですが、改めてトマトの美肌効果を調べたところ、より積極的にトマトを食べたい！と思うようになりました。トマトの美肌成分をはじめ、具体的にどんな食べ方がより効果的か？どの時間帯に食べるのが効率的か？などなどご紹介します。

注目成分リコピンについて

トマトが美肌にいいと言われはじめたころ、初めて「リコピン」という言葉を知った方も多いのではないでしょうか？私もその一人です。今や、美肌に有効な成分としてとても有名になりましたが、リコピンの摂取でどんな効果があるのかおさらいです。

リコピンはトマトの赤い色素の成分で、「カロテノイド」という色素栄養素のひとつです。その抗酸力は目を見張るものがあり、同じ色素成分であるβカロチンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上とも言われています。そのため、紫外線を浴びた肌のダメージを軽減し、シミの原因であるメラニン色素の発生を抑える働きをします。また、コラーゲンの生成にも関わり、シワやたるみの予防にも有効な働きをしてくれます。

さらに近年では認知症予防や脳卒中、ダイエット分野、また皮膚がんに対するリスクの軽減など様々な分野での研究も進められている期待の成分なのです！

どうやって食べるのが効果的？

色々な料理に使われているトマトですが、皆さんはどんな食べ方が好きですか？サラダなどに飾って生で食べたり、お肉や他の野菜と煮込んだり、トマトソースなどにして食べたり、ジュースやスムージーとして飲んだり…他にもきっとありますよね。

実は、リコピンを効率的に摂取するためには「加熱＆油」とのコラボレーションが有効です。リコピンは脂溶性なので、オリーブオイルなどを使ったイタリアンや乳製品と合わせて食べるのがオススメです。もちろん、生トマトにもリコピンは含まれますが、加工用トマトのように完熟であるほどリコピンは多く含まれている上、同じ量を食べるのであれば、生食よりも加熱後のトマトの方が楽に食べらべられますよね。

１日16mgの必要摂取目安を考えると、生トマトは大きいサイズで2個に対して、加工用トマトは水煮缶(400g)なら約半分。トマトジュースなら1本(200g)でOKなのです！素晴らしい！

いつ摂るのが効果的？

実は、この「いつ」に関しては色々な見解があり、私が調べた限りでも「朝派」と「夜派」が混在していました。

朝派の理由の一つは「体内の栄養成分の消化吸収や代謝の良い時間は朝の為、朝トマトジュースなどを摂ることことがオススメ！」と言うもの。一方、夜派の意見は、「摂取してから吸収にかかる時間を考えると、5~6時間で肌細胞へ届くため、紫外線対策としては朝までにお肌に届いてくれるよう、夜、お風呂上りにトマトジュースなどで摂取することをオススメ！」と言うものでした。

さて、あなたはどちらを選びますか？正直なところ私は良いとこ取りをしたい人間なので、朝も夜もできるだけ積極的にトマトを食べればいいじゃないか！という考えに行きつきました（笑）なんなら昼のランチもトマトパスタにしたいくらいです！

しかし、もともとトマトが苦手な方にとっては、我慢して食べるならどちらかにルールを決めて…とした方が楽なのかもしれませんね。無理なく続けることが一番大切なので、ご自分に合った時間帯に決めて摂取したり、どうしても香りや味が苦手な方は、サプリメントなどで摂取する方法も有効だと思います。

トマトを使ったオススメレシピ

私のようにトマト好きにとってはトマトのおいしい季節（夏）の到来で、色々なトマト料理が浮かんできましたが、皆さんはいかがでしたか？加工用の水煮缶やジュースなどは、もちろんですが、最近は生のトマトも1年中スーパーに並んでいます。簡単で美味しいレシピをチェックしておくと、より積極的にリコピン摂取ができそうですね！