30代のリアルな肌に必要な3つのケア

• shimi


• 28 3月 2018

こんにちは。アラフォーの管理人keiです。突然ですが。30代のリアルな肌と言われて、どんな状態や悩みを思い浮かべますか？

実は、様々な雑誌やサイトのアンケート結果を見ると、30代の人の肌の悩みで一番多いのが「シミ」なんです。続いて「乾燥肌」「毛穴の開きや黒ずみ」「ハリ・たるみ」などなど。

20代の頃は「乾燥・テカリ」や「ニキビ」などのお手入れ不足が原因ともとれる悩みが多いのに対し、30代になるときちんとお手入れしているのに…という悩みや、紫外線の影響など、これまでの蓄積が表に現れてきたような悩みが多くなるように感じます。

そんな30代のリアルな肌に、どんなケアが必要なのでしょう？
 

30代の肌の変化とは

30代になり、これまでしてきたケアが合わなくなった。いい変化を感じる事が出来なくなった。などの声をよく聞きます。ふと気づくとシミやシワ、影などができているなどが、リアルな30代の肌の変化の一つです。

ご存知の方が多いと思いますが、肌の水分量は年齢を重ねるごとに落ちていきます。特に、30代からは水分量と共に必要な油分も減ってしまい、余計に肌の乾燥が進みやすいと言われます。

さらに、紫外線の影響により、これまで蓄積してきたシミ予備軍が一気に表に出始める時期でもあります。ターンオーバーが遅れがちになり、そのシミが定着しやすく、また新しいシミもできやすくなってしまいます。

そして上記の影響に加え、表情筋の衰えや生活習慣による活性酸素や糖化などの影響が加わり、シミ肌、くすみ肌、たるみ肌へと変化していくのです。

仕事や子育ての忙しさで、自分のケアに費やす時間もお金も限られる中、いかに効率よくそして変化を実感しながら楽しくエイジングケアができるかも、30代の肌ケアに大切なことの一つだと思います。
 

30代の肌に必要な成分とは

上記の肌の変化から、リアルな30代がやるべきケアはこちら！

そして、それぞれのケアで注目すべき成分を知ることにより、より効率的に毎日のケアに取り入れることが重要です。
 

保湿ケアに

保湿ケアの成分として注目するべきは、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンです。これらは、サプリメントなどにも含まれ、服用することによって内側から摂取できる場合もありますが、多くの化粧品に含まれる成分として、セラミドやヒアルロン酸は比較的取り入れやすいと思います。

特にセラミドは肌をつくる成分の一つであり、セラミドを補うことにより、肌表面のバリア機能を高めみずみずしい肌をキープすることができます。

また優れた保湿力を持ったヒアルロン酸も、もともと真皮に存在する成分です。加齢により少なくなってしまうことで、肌の弾力や保湿力が無くなってしまうので、補うことが重要です。

ヒアルロン酸を化粧品から真皮層に届かせることは難しいですが、角質層の水分をとどめ、外部からの肌の刺激を和らげることが期待出来ます。また、注射などで直接肌の奥へいれることにより、その弾力と保湿力によりほうれい線などのシワにすぐに効果を発揮してくれる成分でもあります。
 

美白ケアに

美白ケアには大きく分けて2つあると思います。一つはシミなどの原因である紫外線をそもそもカットするための紫外線対策としての美白ケアと、できてしまったシミやくすみに働きかけてくれる美白ケアです。

まだシミ一つないという方は、紫外線対策に力をいれるだけでもいいかもしれませんが、30代ともなると、1つや2つ気になる影やシミがありますよね。

そうなると、どちらか一方というわけにも行きません。外出するときはきちんとUVケアを忘れないようにし、日頃のスキンケアには美白成分のある物を追加する必要が出てきます。

取り入れやすい美白成分として、アルブチン・ビタミンＣ誘導体・トラネキサム酸などがあります。これらの成分は、美白化粧品と呼ばれる市販の化粧品にも多く含まれ、その効果も厚生労働省が認めた美白成分です。

中でも、トラネキサム酸は30代から現れる人が多い「肝斑」に効果があり、化粧品だけでなく服用するタイプの医薬品としても販売されています。

アルブチンは、副作用のリスクが低い美白成分として多くの化粧品に採用されており、シミの原因であるメラニンの生成に必要な酵素シロチナーゼの働きを抑制する力があります。

そしてビタミンC誘導体は、同じくシロチナーゼの働きを抑制することに加え、紫外線によって作られた活性酸素抑える抗酸化作用や、ターンオーバーを正常に整え、ニキビ炎症や肌トラブルを防ぐ効果があります。

“さらに”美白

ハイドロキノン
さらに、美白効果を求めたい方にオススメなのが、肌の漂白剤とも呼ばれる「ハイドロキノン」という成分です。美白効果がとても強く、管理が難しいといった理由から以前は医師の管理の下でしか扱えない成分でしたが、2001年に薬事法の規制緩和により、化粧品への使用が可能になました。

ハイドロキノンはシミやそばかすに有効な成分である一方、濃度や使用方法によっては副作用にも注意する必要があり、ドラックストアなどではハイドロキノンを含んだ化粧品はあまり見かけない印象です。

そのため、皮膚科や美容皮膚科で処方（保険適用外）してもらうか、自分で安全な濃度や効果、使いやすさなどを調べて通信販売などで購入する必要があります。

トレチノイン
トレチノインは、ビタミンAの誘導体で、肌のターンオーバーを早めてくれる成分です。市販薬としては販売しておらず、皮膚科や美容皮膚科などで処方され、ニキビ痕の治療やシミ肌へのアプローチとしてハイドロキノンと併用して使用されることがあります。

しかし、こちらも非常に効果の高い成分なので、医師の指示に従い、用法容量などを厳守する必要があります。

美白やシミ肌へのアプローチとして使用してみたい方には、救世主とも呼べる成分と言えるでしょう。
 

ハリ・たるみケアに

太ったわけではないのに、顔の輪郭やシルエットが変わってきたと思ったら、それは、ハリ不足やたるみのせいかもしれません。ハリ肌に有効な成分は、コラーゲン・エラスチン・アスタキサンチン・コエンザイムQ10など。

これらは、上記の保湿成分や美白成分にも共通する有効な成分で、エイジング化粧品として販売されている物に多く含まれていますよね。やはり、ハリ不足も肌の水分量が減り弾力がなくなったことから現れる現象です。そのため、保湿や紫外線対策がたるみケアにもとても大切なのです。

そしてたるみの原因のもう一つに、表情筋の衰えがあります。表情筋が衰え、たるむとさほど太っていなくても二重あごになったり、口角が下がり一気に老けた表情へ…。

そんな表情筋のケアには、マッサージやトレーニングが有効です。

あいうえお体操
これは、口を大きくあけながら「あ・い・う・え・お」というだけです。特に声を出す必要はなく、口の形と開きが大切なので、会社のトイレでもできそうです。1分（10~20回）を目安にやるのが効果的です。

ベロだし体操
ベロをなるべく出し、上下左右に動かします。こちらも1分程度が目安です。

他にも、身近な道具（割りばしやペットボトルなど）を利用した方法もあるようですが、私のオススメは、上記の口を大きくあけるトレーニングに加え、上を向いて首筋をを伸ばすという顎下の筋肉や首筋のリンパをほぐすストレッチを加えるという方法です。

めんどくさがりな私は、この首筋顎下ストレッチと、あいうえお＆ベロだし体操を組み合わせてやっています。よかったらご参考に…。

この他にも、表情筋を鍛えるグッズなども飽きずにできるものがあると継続の助けになりますね。
 

30代のリアルな肌におすすめコスメ&グッズ

30代の肌に必要な機能や成分が分かったところで、具体的に使いやすいオススメのコスメをご紹介します。

 

まとめ

いかがでしたか？30代のリアルな肌の変化に必要な成分やトレーニングなど、参考になれば幸いです。私も、最近ますます肌の変化を感じています。手遅れになる前に、もう一度スキンケアを見直し、モチベーションにつながる効果的なケアをしていこうと思います。

そして、紫外線が強くなるこれからの季節、UVケアの徹底と生活習慣の改善で、美白ハリ肌を目指しましょう！